今週のお題「あまい」
ブラジルのケーキはかなり甘い。
料理もしっかりと味付けされているし、ブラジル人は基本ハッキリとした味を好む。
甘いけどアメリカのケーキでありがちな「砂糖ジャリっ」的な嫌な甘さではないし、料理も味は濃いけれど美味しい。
甘い食べ物×甘い飲み物
でもケーキを食べるときガラナ(ブラジルのフルーツを使った国民的清涼飲料水)やコカ・コーラを飲むのはびっくりだ。
甘い×甘いで味を感じないだろう…と思ったら、ブラジル人はちゃんとそれぞれの甘さの違いを感じ取れているらしい。
特にびっくりするのはBolo de Brigadeiroというブラジルのケーキの中でも、断トツで甘いケーキとコーラを合わせているとき。
ちなみにBolo de Brigadeiroはコレ↓
ブリガデイロというチョコレート×コンデンスミルクで作られたお菓子をケーキにアレンジしたもの。
上にトッピングされているのがブリガデイロね。
中のクリームもブリガデイロを切ったものが入っている。
あとブラジルのケーキはスポンジにシロップを染み込ませてあるので、スポンジ自体もすでに日本より甘い。
甘い…私はコレを食べると甘すぎて頭痛がおこる。
哺乳瓶に入れられたガラナやコーラ
なんでこんなに甘さに耐性があるのかといえば、やっぱり小さいころから甘いものを食べ慣れているからだと思う。
だって哺乳瓶にガラナとかコカ・コーラ入っているの見たことあるもん。
チョコレートも歯が生えないようなうちから与える親も結構多い。
砂糖の英才教育が幼少期からほどこされているのね…
ブラジルは教育レベルや貧富の格差がものすごーーーーーーーーいけれど、これは食事にも影響している。
中上級階層になれば、哺乳瓶にガラナとかはもちろんしない。
なんならオーガニックにこだわって…なんて意識高い系も多い。
【まとめ】砂糖の英才教育
ブラジルでは砂糖の英才教育が行われているよって話。
昔サッカー選手のカカがコーヒーを飲むとき、インタビュアーさんの前で砂糖4杯以上ざぱーっと入れて引かれていたけど、まさにそんな感じ。
娘には天才にならなくていいから、砂糖の英才教育はしたくない…と思う今日この頃。
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