ブラジルから日本へ一時帰国する際、ドーハ・ハマド国際空港で14時間の乗り換え時間があった。
エアポートホテル利用も考えたけれど、結局カタール航空のトランジットツアーに参加することに。
そのときの様子や感想、申し込み方や注意点を書いていく
ディスカバー・カタールのトランジットツアー種類
ハマド国際空港から参加できるトランジットツアーにはいくつか種類がある
- ドーハ・シティツアー
最低トランジット時間6時間・115QAR~ - 砂漠と内海プライベートツアー
最低トランジット時間8時間・864QAR~ - ドーハ・ハマド国際航空散策ツアー
最低トランジット時間4時間・36QAR~ - 空港でスカッシュ
最低トランジット時間4時間・90QAR~
その他にも時期や時間によってはテニス観戦なんていうのもあり、好みに合わせて色々選べる模様。
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ドーハ・シティツアーの体験談!
私と夫、娘はドーハ・シティツアーに参加した。
結論から言うと、行って良かった!
コンパクトにサッとドーハの町を見て回れるし、英語だけれどもガイドがついているのでわかりやすく、また安心してみて回れる。
ドーハ・シティツアーの詳細をレポート!
ドーハ・シティーツアーは1日8回開催。
私は16時30分ドーハ着で20時スタートのツアーに参加した。
ドーハ・シティツアーのながれ
まずはドーハ・シティツアーのながれについて
1.ドーハ「ハマド国際空港」に到着→セキュリティへ
ドーハ「ハマド国際空港」からのトランジットツアーは、当たり前だけどトランジット客のみが利用できる。
トランジット客はセキュリティを通る必要があるので、まずはセキュリティを通過しよう。
ちなみに「ハマド国際空港」のセキュリティは厳格。
尖った形状のものが手荷物にあったら必ずチェックが入るし、液体物の持ち込みは×。
ボディチェックもしっかりされる。
2.黄色いでっかい熊を目指す
セキュリティを抜けたら、ハマド国際空港のシンボルでもあるでっかい黄色い熊を目指そう。
トランジットツアーデスクもそのそばにある。
3.トランジットツアーデスクで受付
トランジットツアーデスクで受付をしよう。
予め予約していくことをおすすめする。
私が参加した回は満員だったし、他のブログなどを読んでもシティツアーは毎回満員の模様。
キャンセルがでないかぎりいきなり参加は難しいと考えておいたほうが良いだろう。
黄色い熊と正面から向き合い、左斜め後ろにあるエスカレーター下にトランジットツアーデスクはある。
ツアーデスクで名前を告げると予約の確認をしてもらえ、ツアー開始2時間前にトランジットツアーデスクへ再度戻ってくるように言われる
4.トランジットツアーデスクに集合
ツアー開始2時間前にトランジットツアーデスクへ行く。
出国・再入国に必要な情報があらかじめ印刷された紙が配られるのでなくさないように。
5.職員についていき出国審査を通る
職員に先導されカタールの入国審査を通過する。
先ほどトランジットツアーデスクで配られた出入国書類とパスポートが必要。
6.ツアー開始!
綺麗な大型バスに乗ってツアー開始!
ツアーの詳細は下記参照。
ツアーは約3時間。
7.再度入国審査を受け終了
空港へ戻ったら再度入国審査を受ける。
ここでも先ほど配られた出入国書類とパスポートが必要。
普通に出国審査・セキュリティがあるので、それなりに時間がかかる。
ドーハ・シティツアーの内容と感想
ここからはドーハ・シティツアーの内容を観光した順番に書いていく。
英語ガイドがついてくれるので、説明も色々詳しくしてくれるのが◎。
1.Museum of Islamic Art.(イスラム美術館)
最初の到着地はイスラム美術館
ツアーでは中に入れず、外からイスラム建築を楽しむのみ。
ここでのメインは対岸に見えるカタールの街並み。
高層ビルが立ち並び圧巻。
私が参加したのは12月で、カタールは冬にあたる季節。
かなり外が寒くて薄手のジャケット1枚では寒さを感じるほどだった。
ちなみにここに到着するまでの間にたくさんのスーパーカーを見たし、超巨大テレビでの広告なども至る所にあり、まさに金持ち国家!
でもこれだけキラキラしているのに、12月にも関わらずまったくクリスマス色がないのがイスラム国家なんだな…と感じた。
2.Katara Cultural Village(カタラ文化村)
カタラ文化村へ。
カタールの文化や芸術が学べる場所。
鳥のタワーや
ブルーモスクやら
オペラ劇場などいろいろ
それぞれの説明はガイドさんから聞いてもらうとして…
ガイドさんの話で一番印象的だったのは、「イスラムに対する批判を知っていて、なぜそれが必要だったかの話」だ。
イスラム女性だけが入れる鏡の間(?)のようなものがあったのだけれど、どうしてそういう作りになっているのか、なぜそれが必要なのか、決してそれが強制ではないことなどを説明していた。
イスラム教は…まあ西洋文明とは相いれない部分があるよね…と思いながら聞いていた。
3.Souq Waqif (スークワキフ)
最後はカタールの市場、スークワキフへ。
ここでは30分くらいの自由時間がもらえる。
ちなみにこの集合時間に遅れると容赦なくおいていかれるので、必ず時間厳守をしよう。
色々な場所を冷やかしながらあるくのは楽しい。
夜だったけれどたくさん人がいて活気を感じる。
ハンバーガーらしきものを買って食べた。空港で買うより安いしおいしい。
ドーハ・シティツアーの注意点
ここからはドーハ・シティツアーに参加するにあたり、注意した方がよいと感じたことを書いていく。
ツアー開始時間は「集合時間」ではない!ツアー時間には余裕を持とう。
ツアー開始時間は「集合時間」ではない点に注意!
集合時間は、ツアー開始時間の2時間前だ。
なぜこんなに早いかというと、出入国手続きに時間がかかるから。
ドーハ・シティツアーに参加するのには6時間のトランジット時間が必要だけれど、集合及び入国審査に2時間、ツアーに3時間、出国手続きに1時間くらいかかるから、6時間はこのツアーに参加する最低必要時間だと思っておいた方が良い。
私は16時30分ドーハ着で20時スタートのツアーに参加したけれど、空港に到着してセキュリティチェックを受けて黄色い熊を目指して…なんてやっていたら結構時間がかかるので、時間の余裕をもって20時にしておいてよかったと思っている。
ツアーは時間厳守!時間を守らなかったらおいていかれる
ツアー最後の場所「スークワキフ」は自由時間がある。
ツアーガイドさんから何時までにバスへ戻ってくるか説明があるので、必ず時間厳守しよう。
私が参加した回では、中国系と思われる女性2人が容赦なくおいていかれてしまった…
ガイドさんいわく、バスツアーが遅れたせいで他の乗客が飛行機に乗り遅れたら困るから…とのこと。
結構びっくりした…あの女性2人はちゃんと空港に戻れたのかな?
バスの場所を忘れずに
上記時間厳守とも関係するけれども、スークワキフは広いのでどこでバスが待っているか忘れないようにしよう。
バスガイドさんも「バスが止まっている場所を写真にとっておくこと」をおすすめてくる。
基本的に上の写真のような巻貝型が特徴的な建物の近くにバスは止まる模様。
荷物はバスに置いておいて大丈夫
手荷物はバスに置いておいて大丈夫。
私も機内持ち込みの小さなスーツケースがあり、ツアー中持ち歩くの嫌だな…と思っていたけれど、バスに普通に置いてしまってOKだった。
ツアーガイドさん曰く、カタールは治安がいいしお金持ち国家だからだれも盗まないとのこと。(笑)
時期によっては外は寒い!上着を持っていこう
カタールシティツアーの体験談を読むと、みんな暑くて大変!みたいなことを書いているけれど、少なくとも私が参加した12月の夜はかなり寒かった…
12月および1月はカタールが一番寒い時期らしい。
バスも冷房がきいているし、上着は必ず持っていこう
あらかじめ予約しておこう
シティーツアーは人気。
満員で当日参加できないこともある。
2日前まで予約可能なので、参加したいと思ったらあらかじめネットで予約しておこう。
予約方法は以下参照
ドーハ・シティツアーの申し込み方法
最後にドーハ・シティツアーの申し込み方法を書いていく。
シティツアー申込方法は簡単。
1.ディスカバー・カタールのHPへ行く
ディスカバー・カタールのHPへGo。
上のような画像がでてくるので、ドーハのシティツアーをクリック。
2.日時および人数を選択
画面右側にカレンダー・時間・人数(大人/子供)を選ぶ場所があるので、選択し「BookOnline」をクリック。
ツアー開始時間は
08:00 | 11:30 | 15:00 | 16:00 | 18:00 | 19:00 | 20:00 | 21:30
※季節により違いあり
ツアー時間は約3時間
乗り継ぎの時間もみこして、余裕のある時間を選ぼう
【注意!】
なんども書いているけれど、上記開始時間はツアーが「スタート」する時間
ツアーデスク(ハマド国際空港にあるでっかい黄色い熊のすぐそば)には、最低2時間前にはいなくてはいけないので注意!
3.支払および個人情報の記入
個人情報や支払い情報を記入する画面にいくのですべて記載し「PayNow」をクリック
使えるのはクレジットカード決済のみなので注意が必要。
【まとめ】
ドーハ「ハマド国際空港」トランジットツアーは様々なツアーがあり、トランジットが長時間になる人におすすめ。
シティツアーはカタールをコンパクトにまわれて、ツアーガイドからの説明もありとても良かった。
ただし集合時間などには注意が必要。
シティツアーに参加する人は、今回ご紹介した注意点などに留意しながら楽しんでほしい!
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