2024年1月26日羽田発→ドーハ経由→サンパウロ行きのカタール航空に搭乗した。
そのさいドーハでのトランジット時間はわずか45分!
実際の乗り継ぎの様子と感想、最短で乗り換え先ゲートへ行く方法をお伝えする。
- ハマド空港トランジットの状況
- ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎは実際どう?
- ドーハ45分・短時間乗り継ぎをクリアするコツ
- ドーハ「ハマド国際空港」乗り継ぎの疑問
- ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎをおすすめしない人
- ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎおまけのトラブル
ハマド空港トランジットの状況
1/26羽田22時55分発→1/27ドーハ06時50分着
1/27ドーハ07時35分発→1/27サンパウロ17時10分着
早朝にドーハへ着き、45分で乗り継ぎするという状況。
カタール航空利用である。
ちなみに日本一時帰国のときは逆に14時間も乗り継ぎ時間があったので、シティーツアーに参加する余裕があった(笑)
trilingualnobrasil.hatenablog.com
ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎは実際どう?
実際の乗り継ぎの様子と感想を書いていく
可能だけどキツイ
7歳の子供をつれて45分間乗り継ぎをやったわけだが、結論から言うとキツイ。
かなりキツイ。
なぜかというとハマド国際空港はでかいし、セキュリティ審査を受ける必要もあるから。
ついでに今回は到着した場所がターミナルから離れた場所で、タラップを降りたらバスでターミナルまで移動することになってしまったのも痛かった。
ハマド国際空港を全速力で駆け抜ける羽目に...。
実際の状況
ハマド国際空港に着陸したのが、予定時間より早い06時35分くらい。
そして実際に飛行機を降りたのが6時50分あたりだったので、スケジュール通りと言える。
そこからターミナルまでバス移動。
※ターミナルから離れた場所へ着陸したため。
実際にターミナルについたのが7時くらいだった。
ターミナルについたらセキュリティへ一直線。
セキュリティについたのが7時05分くらいで、セキュリティを通過したのが7時10分くらい。
そこから掲示板で乗り継ぎ先のゲートを確認し、ゲートへ走る!
実際に乗り継ぎ先のゲートについたのは7時20分くらいで、乗り継ぎ受付最後の1組になってしまった。
※ただし乗り継ぎ先ゲートにある受付も、乗り継ぎ客の情報を持っているのでギリギリまで待ってくれる模様。乗り継ぎ先ゲートについた瞬間に私がパスポート等提示する前に「(私の名前)&(娘の名前)?」と聞いてきたので、待っていてくれたことがわかる。
乗り継ぎでもセキュリティ審査はある
この体験談を書くにあたり他の方の45分間乗り継ぎブログをいくつか読んだ...
余裕という人もいてびっくりしたのだけど...その人の情報は2018年のもので、セキュリティを通過していない模様。
つまりその当時は乗り継ぎにセキュリティを通る必要はなかったのだ。
※実際、私も昔カタールで乗り継ぎしたときにセキュリティを通過した記憶がない。
でも少なくとも2023年12月、そして2024年1月はトランジットでもセキュリティ審査があったことを念頭に入れておくべき。
日本帰国便のときは夕方にドーハ着の便だったのだけれども、セキュリティはとても混んでいたからだ。
ドーハ45分・短時間乗り継ぎをクリアするコツ
ここからはドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎをクリアするコツをお伝えする
セキュリティは優先してもらう
ドーハでの乗り継ぎは、一度セキュリティを通る必要がある。
このセキュリティが時間にもよるが混んでいる!
というわけで、45分乗り継ぎの場合そのまま並ぶのはアウト。
セキュリティで働いている職員をつかまえて、45分間トランジットである旨を説明しセキュリティの優先をしてもらおう。
私はお年寄りや赤ちゃん連れの最優先レーンには入れてもらえなかったけれど、一般レーンの先頭にまわしてもらえた
セキュリティで引っかかる要素をなくすこと
ドーハ「ハマド国際空港」のセキュリティは厳しい。
持ち物の検査からボディチェックまできっちりされる。
セキュリティで怪しいと思われた場合、質問されたり荷物を開けたりする必要があるため、45分間トランジットを成功させたいならセキュリティで引っかかる要素をなくしておこう。
例えばハサミのような形状をした尖ったもの。
荷物を開けられる原因になる。
液体物も×。
液体を捨てにいかされたりと、時間をロスする原因になる。
※日本一時帰国便のとき水筒に水を入れたまま通ろうとして、内容物を捨てに行くか、あるいは水筒を破棄するか選択させられた。45分トランジットとなったブラジル帰国便では、日本帰国便の反省を活かし液体物は一切持ち込まなかった。
ジャケットなどもあらかじめぬいでおこう。
金属類も外す必要があるため、45分間トランジットならつけていかないほうが良い。
(エコノミーなら)前の方の席をとろう
10分、15分も変わるわけではないけれど、すぐに飛行機から降りられるよう、前方の方の席に座っておいた方が良い。
ドーハ「ハマド国際空港」乗り継ぎの疑問
トランジット45分で発券されるもの?
トランジット・トランスファーには2時間必要、あるいは3時間必要などという記事などを時々見かける。
理想としてはそのくらい時間があった方がよいだろう。
空港によっては2時間以上のトランジットタイムがないと発券しないというケースもある。
しかし以下のケースでトランジット45分で発券されることもある。
MCT(Minimum Connecting Time)が45分間の場合
航空会社では、各空港での飛行機の最低乗継時間を設定している。
それをMCT(Minimum Connecting Time)という。
今回ドーハ・ハマド空港での乗り継ぎだったわけだが、このハマド国際空港のMCTは45分間。
カタール航空サイトから伊丹からサンパウロまでの航空券を購入したわけだが、ハマド国際空港のMCTが45分であったため、私の航空券も45分間トランジットで発券された。
今回の羽田→サンパウロまでのように通しで購入すれば、絶対にMCTはクリアしている。
ちなみに45分間トランジットの航空券を選んだ理由は…安かったからである。
余裕のないトランジット航空券はたいてい安い。
通しで飛行機を購入していない場合。
航空券を別々で購入している場合は、当然MCT未満での発券となる場合もあり得る。
今回のケースで例えれば、羽田→ドーハをQatar航空で、ドーハ→サンパウロをLATAM航空で別々に購入した場合などだ。
この場合乗り継ぎ時間の設定は自分の購入した航空券次第なので、中にはMCT未満というケースもでてくる。
乗り継げなかったらどうなる?
通しで購入している場合は、航空機の遅延などで乗り継げなかった場合、航空会社が代替便を手配してくれるので安心。
しかし代替便は自分の希望が通らないことも多く、いつの便に乗せてもらえるかわからないことから、やはりできるだけトランジットを成功させた方が良い。
通しで購入していない場合は、当然補償はない。
ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎをおすすめしない人
- スケジュールに余裕のない人
- 英語で「まったく」コミュニケーションがとれない人
45分乗り継ぎは飛行機が遅延したり、ちょっとしたハプニングがあるだけで乗り継ぎができなくなってしまう。
通しで航空券を買えば代替便を手配してもらえるとは言え予定通りに到着しないし、代替便も自分の都合に合ったものが手配されるとは限らない。
スケジュールに余裕のない人は避けた方が無難。
またセキュリティを優先してもらったり、仮に乗り継ぎできなくなったら代替便手配を頼んだりするのに、最低限の英語は必要だ。
中学校レベルの英語ができれば十分交渉できるけれど、まったく英語でのコミュニケーションができない人は45分トランジットは避けた方が無難。
ドーハ「ハマド国際空港」45分乗り継ぎおまけのトラブル
45分乗り継ぎが必要なのは人間だけではない。
預け入れ荷物もだ。
trilingualnobrasil.hatenablog.com
45分の乗り継ぎでは、当然ロストバゲージになる可能性も高くなる。
私も3つ預け入れた荷物のうち1つがサンパウロに到着せず、ロストバゲージとなってしまった…
trilingualnobrasil.hatenablog.com
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